Home 学習室 Excel練習場 初級問8: 出退社時刻、時給から日給を求める
初級問8: 出退社時刻、時給から日給を求める 印刷 Eメール

問題

B1に出社時刻、B2に退社時刻、B3に時給が、それぞれ入力されています。

アルバイト給与計算

セルB4に給与(日当)を求める計算式をセットしてください。

退社時刻 - 出社時刻を計算すると、一日の在社時間が求まりますね?
給与(日当)はこの在社時間に時給を乗算して求めてください。

※一般には休憩時間を在社時間から差し引いて 給与(日当)を求めるものと思いますが、ここでは問題を簡単にするため、休憩時間は差し引きません。(休憩なし!)
また、実際には「1時間未満の端数は四捨五入」などのルールがあるかもしれませんが、これも問題を簡単にするため、考えないことにします。

コメントとヒント

Excelでは日にちや時刻を、(日付)シリアル値で管理しています。

Excelは1900年1月1日 0:00:00を「1」とし、1900年1月1日 0:00:00からの経過時間を日単位の連番で管理しています。この連番を「(日付)シリアル値」とよびます。

B1, B2にそれぞれ「8:00」「17:00」と入力すると、それぞれのセルにはそれら時刻が日付シリアル値として入力されます。
これらの差を計算すると、在社時間が日付シリアル値として求めることができるので...

よくやってしまう失敗は、セルB4に、

=(B2 - B1) * B3

という計算式を入力してしまうことです。これでは正しい給与が求まりません。

B1, B2にそれぞれ「8:00」「17:00」と入力すると、それぞれのセルにはそれら時刻が日付シリアル値として入力されます。

1日分の時間が「1」という量で管理されているので、この場合、B1には 8/24 = 0.3333....が、B2には17/24 =0.708333...がデータとして入力されていることになります。

セルに入力されている日付・時刻のシリアル値は、そのセルの表示形式を「標準」または「数値」にセットすることで確認できます。

セルB1のシリアル値を確認する

ということで、(B2 - B1) の結果は、17:00と8:00の時間の差が、日単位で(17/24 - 8/24 = 9/24として) 求まることになります。時給は時間当たりの給料なので、単純に掛け合わすわけにはいきませんね?掛け算を行う前に、単位を揃える必要があります。

給与を求めるには、

  1. 在社時間(B2 - B1) が日単位で求まるので、これを時間に戻して時給とかけあわせる
  2. 時給を日当たりの給料に変換して在社時間と掛け合わせる

の、いずれかの方法をとる必要があります。

1番の方法をとるならば、在社時間を24倍することで在社時間を時間単位に変換できます。
B4に入力すべき計算式は、

=((B2 - B1) * 24) * B3
=(B2 - B1) * 24 * B3

となります。

一方、2番の方法をとるならば、 時給を24倍することで日当たりの給料(日給)が得られるので、
B4に入力すべき計算式は、

=(B2 - B1) * (B3 * 24)
=(B2 - B1) * B3 * 24

となります。

いずれの考え方に基づいても、結局同じ計算式になりますね。smiley

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