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解答と解説が遅くなりました。いざ模範解答を(初級レベルのテクニックで)作ろうとすると、おもったよりも難しくなってしまいました。
模範解答では、一つのシートに1クラスの一か月の状況と、お米の量のシミュレーション(1人のお米の量が○グラムだったらどうなるか?)を計算しています。
クラス担任には、毎日の欠席者の人数(昼食をとらなかった人数)と余ったご飯の量、不足したご飯の量(お茶碗でおよそ○杯)を教えてもらうことにしました。
「ご飯残量(杯)」には余ったご飯の量を入力します。不足した量についてはマイナスで入力します。
「ご飯残量(杯)」がわかると、その日の昼食で全部でどのくらいのご飯の量が消費されたかがわかります。これを計算して「総消費量(g)」に求めます。ご飯の支給量はセルC4に求めていますので、ご飯の支給量から総消費量を差し引いて「ご飯残量(g)」を求めました。

この「ご飯残量(g)」の過不足が問題になるので、これについて集計を行います。(セル範囲E41:E44)
ここまでで現状の把握ができました。次に「もしもご飯(お米)の量が○○だったら...」という、仮定をたててみます。
議論になっているのは花組さんについて「ひとりあたりのお米の量を30グラムにするのがよいか、それとも35グラムにするのがよいか?」というところなのですが、つまるところ『1人当たり何グラムのお米を炊けばよいか?』という話ですので、1人当たりの仮定のお米の量を30グラムから1グラムずつ増やしながら、それぞれの場合でのお米の過不足量を計算し、集計しました。(セル範囲F1:P44)
ここまでのシートを見ると、残量の日ごとの平均(の絶対値)が最も小さくなるのが「1人当たりのお米量36g」の場合であることがわかります。しかしその最小値を見ると、「-64.4g」(セルL44)となっていますので、「ご飯の量が不足する日があり、最大で64.4g不足する」ということがわかります。
また、「ご飯が不足する日が一つもない場合」を探すと、セルO44で最小値がプラスの値(18.4g)となる(=ご飯が不足する日は1つもなく、毎日必ず18.4g以上余る)のは「1人当たりのお米量39g」の場合であることがわかります。
「1人当たりのご飯の量が36gがよいのか、それとも39gがよいのか?」については、どう考えればよいでしょう?
経費削減の雰囲気が強い職場であれば、平均の残量が少なくなる「1人36g」がよい、という判断になるかもしれません。しかし子供の成長を重視すれば、ご飯が不足する日があるのは好ましくないので「1人39g」がよい、という判断になるかもしれません。
この点については阿部さん、加藤さん、担任の先生などと相談する必要があると考え、そのためにグラフを作ってみました。

模範解答のコメント
「とりあえず」模範解答として説明してきましたが、『これではだめだ!』と思われるかもしれません。 実は模範解答の公開が遅かったのも、これを考え始めたからなのです(言い訳)
残量の平均と最小値に注目して仮定を立てていますが、残量の平均に意味があるのかどうか、疑問です。
というのも、ある日に余ったご飯をを翌日に繰り越したり、不足したご飯を翌日分で補ったり、というのは現実的に無理ですよね?
せめて過不足量の絶対値を基に議論すべきであるように思います。しかし初級問題ということで、これでよし!にしました。
他にも、たまたま欠席者が多い月だったり、運動会の前週では練習をたくさんするので園児たちの食べる量も増えるでしょうし、天候や気温も影響するでしょう。他にも考慮する必要のある要因がたくさんありそうですし、模範解答の議論はなかなか『甘い』気がします。
それに加えて、欠席者の人数を聞いているにもかかわらず、それが反映されていないところもイマイチです。
「クラスの人数がわかっているのだから、花組の園児一人当たりの平均消費量を求めて、欠席者の分だけ総消費量に反映する」ということも検討の価値があると思います。
(検討していないことについても、初級問題ということで、これでよし!にしました。
)
ということで、今回の模範解答はあくまで「練習問題」として大目に見てください。
それから最後にひとつ。これを言ってしまうとミもフタもないのですが...。
もしも私が本当に緑井さんの立場であれば、いきなりExcelを使うことはしません。まずは担任の先生に『毎日のご飯の過不足はどのくらいですか?今月は先月よりたくさん食べそうですかねぇ?』という質問をし、その回答をご飯の量に反映させます。
ご飯の量の過不足を毎日見ているのは担任の先生ですし、えてして担任の先生の感覚が正しかったりします。